全国研究集会2024in大分 みどころ

皆様、改めて今回の全国研究集会の意義とみどころをお伝えします。

○初の大分開催、「改正地方分権一括法」成立直後に「地方自治を手放さない」をテーマに

全国各地で開催している全国研究集会ですが、2024年は初の大分開催です。

今回、非常時に国が自治体に必要な対応を指示できる」という改正地方自治法が6月に成立した直後でもあり「地方自治を手放さない」というメインテーマは象徴的であり、重要です。

基調講演では前田隆夫さん(西日本新聞)が「画一化」に陥らない地域のことは、地域で責任を持って決めるという議会の役割を提唱します。

徳田靖之さん(弁護士)は無人駅問題など弁護士として取り組んで来られた地域の重要な課題を講演します。

基調講演のあと、このお二人とともに、上原公子さん(元国立市長)がコーディネーターとして福嶋浩彦さん(元我孫子市長)を含めた4人でシンポジウムを行います。

福嶋さんは「パイの奪い合いではなく、人口減少を前提として小さく質を高める努力を」という問題提起を予定しています。

○多彩な分科会 水俣病・PFAS、孤独・孤立からの脱却、食育、大学生によるプレゼンとワークショップも

基調講演とシンポジウムのあとは2つずつ2日間で4つの分科会を実施します。
環境省のヒヤリングで環境省が一方的に打ち切り大きな話題となった水俣病問題。患者とともに動いてきた永野三智さんからのお話と最新の公害であるPFAS問題。

九州地域で孤立や貧困問題と向き合う多くのプロジェクトを繰り広げ。「NHKのプロフェッショナルの流儀」でも取り上げられて全国的な知名度のある奥田知志さんのお話。
https://www.nhk.or.jp/professional/2009/0310/index.html

急速に関心が高まっている食育の問題で堀田貴子さんからの実践のお話。

そして、大学生3人による政治への提言とワークショップも研究集会ではじめての試みであり、半年以上の準備を重ねて皆さんをお待ちしています。

この他、全国のご当地自慢を持ち寄っての交流会など楽しく有意義な会が予定されています。

○オプショナルツアーは臼杵市へ 7月末で募集締め切りました

8月24日の全国研究集会の終了後に臼杵市への給食センターなどのツアーを行います。おかげさまで参加者多数となっており、「残席10」程度です。7月末に完全締め切りの予定です。
夕食ふぐツアーも参加者大募集です。

現場参加者はまだまだ会場には余裕があります。オンラインとあわせ、最後まで募集します。ぜひ皆さんの参加をお待ちしています。

[大分県内自治体議員に特別参加費]

24日に大分県で大きな大会があるということで「23日のみ」参加の方に特報です。

23日のみ参加の大分県内の自治体議員(非会員)の方は半額の5000円で特別参加費を設定しました。ぜひこれを機会にお申し込みください。

+++++++++分科会4のポイント

〇市役所で管理栄養士として働く中で気付いた、地域の伝統的な食の伝承や生産者との繋がり、そして子どもの頃からの食育の大切さなど、地域を巻き込んだ様々な活動を長年されてきた講師のお話しを、竹田愛をいっぱい込めて語って頂きます。

また講師のお話しの後で、今後どう食を守っていけるのか一緒に考えていきましょう。